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願ひ
健かなるも驕らず、病めるも屈せず
あかるく、逞しく、力をあはせ
お互の手で、お互のために、たすけあひませう。
六尺の床も、わたしたちの天与の道場。
ここにあたらしい生活の出発のあることを感謝しませう。
病に親しむとともに
病を生活しませう――それは飽くまでも厳しく科学的に。
いままでの迷ひを反省し
懐疑をはらひ、臆説をただして
新しい科学の大道に予防と療養の生活を再建しませう。
道はただひとつ
――結核を科学しませう。
創業者大渡順二によって記された「願ひ」は、保健同人社そのものの願いであり、心身の健康全般を取り扱うようになった現在も、大切に引き継がれている精神です。