新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

一昨年に引き続き、昨年も新型コロナウイルスの影響を大きく受けた1年でした。現在も尚、終息は見えず、ウイルスの脅威や経済への影響等により、依然として不安な状況が続いています。当社に於きましても、オフィス内の感染対策、在宅勤務の継続的な推進やワクチン接種時の特別休暇制度導入など、様々な新型コロナウイルス対応を実施しております。働き方を含め、大きく環境が変化した1年となりました。

 

当社は、一昨年に新たな成長戦略を策定。昨年は、そこに描いた「デジタルヘルスカンパニー」という目標を実現するために、様々な取組を行って参りました。3月には、新しいミッション・ビジョン・バリュー及びコーポレートロゴをリニューアル。75年に亘り引き継がれてきた創業の理念を継承しつつ、未来に向けて革新的な挑戦を続ける「願い」を込めた、新しい当社のシンボルマークとなりました。また同じく3月には、「BASE for Your Well-being」というコンセプトのもと、本社オフィスを日比谷ビルディングに移転、自らの健康感度を高め新しい働き方を実践するオフィスでは、社員同士のコミュニケーション・コラボレーションの活発化も実践しております。事業の面では、6月に、当社が独自に開発した新しいストレスチェックツール「HoPEサーベイ」をリリース致しました。「HoPEサーベイ」はオリジナルの尺度で組織の「Well-beingスコア」を計測・分析することが可能なサービスで、既に多くの企業人事様に採用頂いています。
また、自社の健康経営を積極的に推進した1年でもありました。健康経営全体の目標を「従業員及びその家族のWell-beingの実現」と定め、様々な施策を実施し、「健康経営優良法人(大規模法人部門ホワイト500)」に認定されました。従業員が安心していきいきと活躍できる組織を目指し、独自指標による目標を設定した上で、各施策に対しての効果検証も行っており、今後のサービス開発にも活かして参ります。

 

さて、2022年の新たなスタートを迎えました。 保健同人社にとっての2022年は、第二創業期ともいうべき更なる挑戦への第一歩です。「デジタルヘルスカンパニー」という目標を達成し、社会に価値あるサービスを提供すべく様々な施策を実行していく1年と致します。

 

当社は、昨年より事業のデジタル化という大きな業態変革を推進して参りました。そして2022年4月より、いよいよその象徴ともいうべきデジタルプラットフォームサービスを段階的にローンチする予定です。保健同人社のデジタルプラットフォーム事業は、健康を支える未病・予防ソリューションをワンストップで提供するサービスです。本サービスは一度世に送り出して終わりではなく、ここから本当に社会に求められるサービスにしていくべく、たゆまぬ改良・開発を続けていく必要があります。今後、新しいサービスの改良や創出にあたりまして、全社一丸となり、「唯一無二の企業体」を目指し、創造力とチャレンジ精神を集結して取り組んで参ります。 

 

当社MVVのキーワードとして掲げている「Well-being」の向上は、国策としても推奨され関心が高まっています。「Your Well-being Coach」を当社の使命とし、誰もが暮らすだけで「Well-being」を実感できる社会の実現を目指します。

 

最後に、皆様にとりましてWell-Beingな1年となることを祈念し、年頭のご挨拶とさせて頂きます。本年も変わらぬご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

以上
 

代表取締役社長
段塚 忠宏