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当社は、新サービス「ビジネスケアラー応援団」をローンチいたしました。仕事と介護の両立に関する理解度向上、介護制度の周知・活用支援、個別の悩み解決で、企業・従業員をサポートし、介護による離職や生産性低下を防止します。

「ビジネスケアラー」とは、仕事を続けながら家族などを介護する働き手のことです。高齢者の増加及び現役世代の減少により、この10年で70万人程度増加し、2030年にはビジネスケアラーが介護者の4割となり、特に働き盛りの45歳以上で急増することが予測されています。
また、介護のために仕事をやめざるをえない状況、いわゆる介護離職をする人は年間で約10万人を超え、国や企業への支援が求められています。ビジネスケアラーが抱える課題は、パフォーマンス低下だけではなく介護離職などにも繋がり、結果として、生産性や人材の定着なと、企業の成長・発展に大きな影響を与えることになり、経済損失額は約9兆円と試算されています。
こうした大きな社会課題に対する国の施策として「育児・介護休業法」が改正され、2025年4月に施行されます。この改正では、全企業が対象となり、仕事と介護の両立について企業側の義務範囲が増えています。仕事と介護の両立支援は、従業員のキャリア継続だけではなく、人的資本経営の実現や人材不足に対するリスクマネジメントとして有効とし、経済産業省は「仕事と介護の両立支援に関する経営層向けガイドライン」を策定しました。介護離職に至ることを防止するため、従業員への効果的な周知を図るとともに、制度を利用しやすい雇用環境の整備を行うことが必要としています。

「ビジネスケアラー応援団」について

保健同人フロンティアの新サービス「ビジネスケアラー応援団」は、介護による離職を防止するためのサポートサービスです。顧客企業の介護制度を理解した専門家による個別の相談窓口と、仕事と介護の両立に関する理解度を向上させる動画研修にてサポートを行います。また、改正後の「育児・介護休業法」への対応が可能です。

 

【4つの特長】
①    顧客企業ごとの社内介護支援制度に応じた個別支援で、制度の活用促進と介護による離職を防止
②    全従業員に対して、仕事と介護の両立についての理解度を向上させ、ビジネスケアラーへの理解を深化
③    全従業員向けの施策から個別支援まで、一気通貫したサポートで介護離職を防止
④    健康経営の推進にも有効(令和6年度 健康経営度調査票 Q47にも対応)

トヨタ自動車様「介護サポート窓口」導入事例

トヨタ自動車株式会社様は、全従業員様を対象に、トヨタ自動車様の社内介護支援制度を踏まえたご相談「介護サポート窓口」(ビジネスケアラー応援団の一部機能)を2019年よりご利用いただいています。
介護に直面する社員の増加を予測され、将来に向けて仕事と介護の両立に対する多様なサポートの充実を目的にご採用いただきました。現在では、ご利用者の約90%に「満足」というご感想をいただいています。