当社が提供するストレスチェックサービス「HoPEサーベイ」のレポートが、OECDの中小企業向け情報ブログ「COGITO」にて、日本の健康経営に関する記事の中で紹介されました。
OECD(経済協力開発機構)は、ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38カ国の先進国が加盟する国際機関です。
保健同人フロンティアの「HoPEサーベイ」は、当社独自の尺度で組織のWell-beingスコアを数値化し、生産性向上と人材の定着を支援するストレスチェックシステムです。今日まで多くの皆様にご利用いただき、年度毎に実施状況をまとめた統計分析のレポートを公表しております(2023年度統計レポートの対象者は約34万人)。健康経営を推進している企業とそうでない企業を比較したところ、健康経営を推進している企業では、生産性向上および人材の定着が有意に良好だという結果が見られており、健康経営の重要性が明らかな結果として出てまいりました。2022年度の統計結果は、昨年7月に経済産業省第9回健康投資ワーキンググループでも紹介されました。
今般、OECDの会合において、経済産業省が日本の健康経営についてプレゼンテーションを行い、各国からの高い関心を得ました。また、OECDの中小企業向けブログ「COGITO」には、従業員向けWell-beingに貢献する取組として日本の健康経営に関する記事が掲載され、当社の「HoPEサーベイ」の統計レポートの一部が紹介されています。
今回、「COGITO」で紹介されたのは、2023年度に「HoPEサーベイ」で測定した2尺度6因子について、健康経営を推進している企業としていない企業を比較したものです。
※値が高い方が、良好であることを示す。
※**:p<.01(1%水準で有意であることを示す)
保健同人フロンティアが開発した「人材定着(インクルージョン尺度)」「生産性(エンゲージメント尺度)」という独自の尺度におけるすべての項目において、健康経営推進企業の方が、その他の企業よりも有意に良好な結果が見られました。特に「成長できる職場」「心理的に安全な職場」において顕著で、健康経営施策によって、心身の健康だけでなく組織への定着やモチベーションの向上にもポジティブな影響が出ていることが示唆されています。
●OECD「COGITO」ブログ
●保健同人フロンティア【調査レポート】健康経営に取り組む企業は高ストレス者が少なく、人材定着や生産性が良好という結果に
「HoPEサーベイ」は、オリジナル尺度で「人材の定着」と「生産性の向上」を測定することが可能です。ストレスによる負荷やストレスによって組織メンバーの心身がどのような状態にあるのか等を診断、組織や個人の状況を健康面だけでなく多角的に把握、次の対策へつなげることが可能になります。
2つの尺度と6つの因子、そこからわかる職場や受検者本人の状況は下記のとおりです。
〈ストレスチェック「HoPEサーベイ」の特長〉
●ストレス状態だけでなく人材の定着や組織の生産性をわかりやすいレポートで把握
●健康経営推進の効果検証の指標として活用可能
●使いやすいシステムにより人事・従業員の皆様の負担を軽減
当社は、ストレスチェックサービスのほか、健康経営の推進を支援するコンサルティングサービス等を提供しています。