お知らせ
2.62020
「新型コロナウイルスに関連した感染症」情報
― 新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について ―
2020年2月5日版
厚生労働省は、国内での新型コロナウイルスによる感染拡大を防止する観点から、2月上旬を目途に、「帰国者・接触相談センター」と「帰国者・接触外来」の設置を各都道府県に要請し、地域医療体制の整備を図ります。
「帰国者・接触者相談センター」の設置
都道府県が各保健所等に設置します。地域住民からの電話相談に対して、新型コロナウイルス感染の疑い例であると判断した場合には、「帰国者・接触者外来」に受診させるよう調整を行います。
「帰国者・接触外来」の設置
都道府県が二次医療圏ごとに1か所以上設置します。疑い例が他の疾患の患者と接触しないよう、可能な限り動線や、少なくとも診療室を分けることが求められています。また、設置した医療機関名や場所は、原則として公表されません。
なお、一般の医療機関の診察で、疑い例であることが判明した場合は、「帰国者・接触者相談センター」へ連絡し、患者に「帰国者・接触者外来」の受診を案内します。
新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制(イメージ図)
※2020年2月1日時点での疑い例の定義(今後変更の可能性あり)
- Ⅰ 発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状を有す
- Ⅱ 発症から2週間以内に、以下①、②の曝露歴のいずれかを満たす
①武漢市を含む湖北省への渡航歴がある②「武漢市を含む湖北省への渡航歴があり、発熱かつ呼吸器症状を有する人」との接触歴がある
本日の用語解説
曝露歴(ばくろれき)
問題となるリスク要因にさらされる(吸収、吸入、接触など)経験のこと。ここでは、病原微生物である新型
コロナウイルスがリスク要因となります。
監修:寺下 謙三(寺下医学事務所 代表)
参考
- 新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について(事務連絡・厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000591961.pdf - 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(内閣官房)
https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html - 新型コロナウイルスに関するQ&A(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html - 用語解説(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/guide.html
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